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スタインウェイピアノの全ての修理を表示しています。
前回は、外装中心でしたが、今回はピアノの音、タッチに関係したオーバーホールの内容となっています。
滋賀県の「豊郷小学校旧校舎群・講堂」にあるM型のスタインウェイピアノです。修繕前の写真になります。とても歴史を感じますね。
オーバーホールさせて頂きました。
綺麗になっていく様子を画像たっぷりで公開しますので、ぜひ最後までご覧下さい♪
長すぎるので・・・・
第1部外装編 と 第2部内部編 の 2部作です。
スタインウェイの技術研修会が弊社3階のコンサートサロンで行われました。
中部地区のスタインウェイ会の会員が集まっての勉強会です。
こういう機会でしかなかなかお会いできない人とも会うことができとても有意義な時間がすごせました。 J
スタインウェイS型の整音作業です。
調律師の仕事には主に調律、整調、整音とありますが、最終段階で行われるのが整音です。 文字通り音を整えるわけですが、いくらキレイな調律が出来ていてもこの整音が出来ていなければそのピアノは台無しです。 整調も同じことが言えますが、パソコンで文字を打っていても調律の変換はすぐでてくるのにセイチョウ、セイオンは変換がすぐ出てこないようにあまり周知されていないのが現状です。 3つ作業全て大事です。 J
写真はグランドピアノのダンパーブロックです。
この部分は、鍵盤を弾いた時やダンパーペダルを
踏んだ時にダンパーが機能する為には欠かせない
パーツです。
この動きが悪いと止音不良やタッチに影響が
出るのでシッカリ調整します。
このピアノはスタインウェイなのでネジで止まって
いないので、ダンパーを全部はずさなければ
調整できません。
見落としの出来ない作業ですがバッチリ調整
しますよー! (^。^) S
グランドピアノの調整をしていたら異変?異常?を
感じました。
それはスプリングの異常でした。
スプリングの強さを調整する作業があるのですが
調整をしていると普段との違い・良い状態との
違いを感じ新品と交換する事にしました。
このスプリングの強さを調整するだけなら、このまま
作業進行する事も出来るのですが、スプリングに
コシがなく理想の状態からかけ離れていました。
これも、普段から良い状態のピアノに触れて
感じ取っているので、違いに気が付く事が
出来ます。
写真の上にあるのが古いスプリングで下にあるのが
今回使用したスプリングです。(^ー^) S
気がつけば1月が終わっていました。。。
まだお正月の余韻に浸っている感のある私ですが
皆さんはどうですか?
昨年末から取り掛かっているスタインウェイの
オーバーホールもダンパー作業に突入して
います。
古いダンパーフェルトを剥がし新品に貼り替えて
いるところですが、このダンパーは繊細で気を使う
作業です。
止音不良や音の止まるタイミングのバラツキ等が
起ると演奏どころではありません。
ピアノはいい音・いいタッチだけではないん
ですね!
あ!そろそろ雛壇準備しなきゃ!! (o゚▽゚) S
今日はハンマーの穴あけを行いました。
昨日、日本ピアノ調律師協会の新年会に参加して
きたのですが、沢山の先輩方とお話しする時間が
できいい刺激となったところでした。
その高まったモチベーションの中ハンマー交換と
いう作業に入れたので、良い集中力を持って取り
かかることが出来ました。
こういう機会をもっと作れるといいですね!(*^ー^)
S
通常の生活リズムに慣れてきたと思った頃に
毎年このタイミングで3連休ですね(´ω`)
まぁ皆が連休で外出して買い物したりすることに
よって経済が上向けばいいわけで!
ドンドン出掛けてドンドンお買い物しましょう!
ということで、私個人は初めて伊勢神宮に
行ってきました。
もちろん混雑していたのですが、早めに
出発したのでスムーズでした。
初詣の次は美味しい物を食べ歩き!!
赤服のまんじゅうにぜんざい・移動しては
牡蠣にハマグリ・海鮮丼!
その他有名所を軽く押さえ伊勢を満喫。
少しは日本経済に貢献できたでしょうか?(^_^;)
さぁ、これからが本格的な1年の始まりだと
気を引き締めて仕事に打ち込みますよ!
S (ง •̀_•́)ง
皆さんクリスマスはどのようにお過ごしに
なりましたか?
私は、家族と共に出掛けたり子供にプレゼントを
渡しチキンを食べる!とオーソドックスなクリスマスを
満喫しました。
そんなクリスマスの真っ只中にもピアノ修理に
待った!はありません。
現在はスタインウェイ D型 (フルコンサート)の
オーバーホールに取り掛かっています。
写真は、古いピンとピアノ弦を外しているところ
です。(^ー^) S
CBCテレビで放送された【そこが知りたい特捜!板東リサーチ】ご覧になって
頂けましたか?
工房にも板東英二さんに来て頂いて撮影したのですが全部カットされてて
ちょっとショックでした( ノД`)
それでも工房でピアノを修理している様子が映ったのでOKとしましょう!
さて、その放送でチラっと映ったピアノが下の写真のピアノです。
テレビでは弦を張っていたんですがとうとう完成しショップに展示されています。
先日響板塗装しているところをこのブログにアップしたのですが覚えてくれていた
でしょうか?(⌒-⌒; )
左上の写真は鍵盤を象牙鍵盤に貼り替えをし加工している様子ですがわかりますか?
指で指しているところが加工済みと加工前のところです。
前鍵盤貼りつけし加工・研磨と鍵盤だけでもやることはてんこ盛りなんです。
鍵盤が出来上がればそこから整調作業に入り、各パーツの動きのチェック・調整と
進んで行き、前調整が終わると重量調整に入ります。
その重量調整が右上の写真。
指差ししてるところが古くて不必要な鉛を抜き埋め木したところです。
この作業を行わず鉛をあっちに貼ったりこっちに貼ったりしてある場合がありますが
ピアノが可哀想でなりません。しっかり調整してあげましょうね!
CBCテレビ【そこが知りたい特捜!板東リサーチ】の
取材を受け撮影を行いました。
板東英二さんがメインキャスターで愛知・岐阜・三重
を中心に突撃取材をしていくという番組です。
東海地方の方なら1度は見たことがあるのではない
でしょうか?
弊社のショップと日進工房に来て頂き、いろいろ
見ていかれ、作業している様子も撮影したので
どのように放送されるのか今から楽しみです。
11/26(月) 19:00~20:00 CBCテレビ にて放送
される予定ですので是非御覧下さい!(^ー^)ノ S
GPダンパーフェルトの交換です。 時がたつとフェルトは劣化したり、湿気を吸って硬化したりと、音の止まりに影響を及ぼします。オーバーホールには必ず必要な作業になります。 J
先日、滋賀県の豊郷小学校旧校舎群・講堂にて
【スタインウェイピアノ修繕講演&コンサート】が
行いました。
この講堂が満員となり、沢山の方々に蘇った
スタインウェイをお披露目することができ、喜んで
頂きました。
コンサートが終わるとスタインウェイの周りには
大勢の方がカメラをもって写真を撮ったり眺めたり
していたのが印象的で、このピアノ修繕をこんなに
沢山の方々が待っていたんだ!
と、実感した瞬間でもありました。
これからも沢山も人たちに笑顔を与えられるよう
頑張ろうと思えたいい1日でした。
外には、けいおん!の格好をした人たちがいたのが
学校とのギャップがあって面白かったなー!
※写真拡大できます!
(o゚▽゚)S
先日作業に取り掛かったスタインウェイも順調に
すすんでいます。
ピアノ弦を外し、フレームもピアノ本体から外し
外装の作業に入りました。
とても綺麗な色をしたピアノですのでお楽しみに!
写真は、響板の塗装した直後です!!
埃が乗らないよう慎重に撮りました ( ´ ▽ ` )ノ S
豊郷小学校旧校舎群・講堂に昭和3年に寄付
された歴史あるスタインウェイのグランドピアノを
当工房にて大修繕を行い完成いたしました。
外装はもちろんフレームから響板・アクション等の
内部まで完全オーバーホールです。
この豊郷小学校旧校舎群は建築家
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏が設計した校舎で
「国登録有形文化財」に答申というとても歴史の
ある校舎です。
それも東洋一と謳われる程。
この校舎は、けいおん!の聖地としても有名ですね!
その講堂にて長い間生徒たちに良いメロディを
奏でていたピアノが痛んできて修復が必要となり
弊社で修繕することになり、先日完成いたしました。
写真にあるとおり、2012.10.21(日)にて
スタインウェイピアノ修繕記念講演&コンサートが
行われます。
85年前の美しさと音色が蘇ります。 (*゚▽゚)ノ S
スタインウェイ S型のオーバーホールが完成し
ショップに展示されました。
お店でも更に音の微調整等しますが、すでに
弾くことが 出来ますので是非ご試弾してみて下さい。
完成したからといって工房ではゆっくりしている暇は
ありません。
修理を待っているピアノが沢山待っているので早速
次のピアノに取り掛かります。
次に取り掛かるピアノは写真のピアノで
スタインウェイ O型 綺麗な色物です
このピアノがどのように生まれかわりいい音色を
奏でてくれるのか今から楽しみ (*^ー^) S
オーバーホールの作業が終盤にかかと
試弾機の登場です。
満遍なく弾きこんだ状態にし安定感が出来ます。
また試弾機にかけた後もう1度整調を行うので
より安定して長い間いい状態を保てます。
この試弾機の難点は。。。
そうです。試弾機をかけてる最中は会話が
出来ないほど 大きな音がですので、不快感で
いっぱいになります。
これも良いピアノの為!(*^^)v S
スタインウェイの外装を磨いています。
写真は鍵盤蓋でロゴが入っている面ですが
見て頂ければわかるとおり、綺麗すぎて
鏡のようにピカピカ!
向こう側が綺麗に写ってます。
こんなに綺麗に蘇るので諦めてる外装も
修理に出してみては?
(*^ー^) S
グランドピアノのダンパー作業をしていると
写真のようにワイヤーが折れていることがあります。
このようになってしまった場合はワイヤーを交換
します、
今回のピアノは古かったせいもあり多数折れて
いました。
演奏中に折れてしまうとダンパーが機能せず
音が止まらなくなることもあるので見落とすことは
許されません。( ̄^ ̄)ゞ S
グランドピアノの譜面台のクロスの貼り替えです。
常に譜面を置く所ですので、ぼろぼろになっているピアノがほとんどです。
キレイになると気持ちいいですよ。(≧∇≦) J
スタインウェイのフレームが御覧のとおり時間の
経過を物語っていますね!
今回はオーバーホールなので当然フレームも
塗装するので綺麗に蘇ります。
たまにフレームが酷く変色していたりサビやシミが
付いてる物がありますが、それも綺麗になります。
ピアノの外装や響板・フレーム・ピアノ弦
・チューニングピンとそれぞれのパーツや部品が
綺麗になると嬉しくなりピアノを弾きたくなって
きますよね!
直接タッチには関係しませんが弾きたくなるピアノを
目指し日々頑張ります!!!(ง •̀_•́)ง S
今日は響板塗装を行いました。
響板は弦を外した時しか塗装できないので
オーバーホールの時にやっておきます。
古いニスは変色したり割れていたりしますので
新たに塗装すると気持ちがいいんです。
その際、当然響板の割れや剥がれも修理し
ピアノの心臓部を元気に回復させます。
( ̄ー ̄)ニヤリ S
お盆明け早々グランドピアノの外装修理に
取り掛かっています。
外装修理は体力使うので休み明けには
こたえます(/´Д`)/
写真はそのピアノの脚を塗装している様子
ですがご自宅のグランドピアノの脚に傷は付いて
いないですか?
ピアノ椅子が当たったりして当て傷が結構あるん
ですよ!そのような傷も直るのでお気軽にご相談
下さい!(*゚▽゚)ノ S
グランドピアノの弦を張り替えたのですが、
今回は他にも【アグラフ】というパーツも
新品に交換しました。
このアグラフというパーツは、低音から中音域までの
ピアノ弦に使用しています。
写真の穴の部分に弦を通して使用するのですが
写真のように古い物と新品とでは消耗度はもちろん
見た目もこのように輝きを取り戻せます。
弦を張り替えるときにしか出来ない作業なので
交換するかしないかの判断が大事になってきます!
(ง •̀_•́)ง S
ダンパーフェルトを交換しています。
フェルトは時がたつと質が低下していき音の止まりが悪くなったりします。
オーバーホールにおける大事な仕事です。 J
フレームへの文字入れ作業!
これは集中力と根気のいる作業です。現在のスタインウェイのフレームは文字が少ないですが昔のピアノは文字が沢山あって大変!! 一日掛かりの作業、終わると一気に疲れが出ます。 J
オーバーホールの作業も順調に進行中!!
フレーム塗装も終わり響板塗装に入り古い
ニスを剥がしました。
その後、割れや剥がれ等が無いか確認し
無かったのでペーパー掛けをし塗装に入ります。
写真は、駒の加工をしているところです!(^ー^)S
梅雨のジメジメした毎日をどうお過ごしですか?
水不足を考えると日本にとって必要な梅雨では
あるのですが不快ですね。(;´ρ`)
さて写真は何かというと、先日ピアノ本体から
外したフレームの塗装をする為に下処理をしている
最中に撮ったものです。
この鉄製のピンはピアノ弦を引っかけるために
あるのですが、ときどき他社で修理してあるピアノの
中に、このピンまで金色に塗装されていることがあり
ます。
確かに作業効率を考えると、このピンを磨くことも
せずマスキングもしないでフレームと一緒に塗って
しまえば楽で早いのですが。。。
とてもいい仕事とは言えません。
こういった些細な所まで気を配り仕事に取り組んで
ます。(*゚▽゚)ノ S
フレームのボルトをメッキしてもらいました。
同じメッキでも会社によって値段もきれいさもまちまち
今回いいメッキ屋さんに巡り合えて良かったです。(*^^)v J
グランドピアノのピアノ弦を外した後はピアノ本体と
フレームを止めているネジを外し、弦圧チェックを
した後、フレームを本体から外します。
これで、フレーム塗装や響板塗装に弦圧調整が
バッチリ行えます。
もちろん、響板剥がれや共鳴チェックも怠りません!
写真は、本体からフレームを外したところ!
すごく重たいんですよ!!(*´3`)-з S
スタインウェイ C型 オーバーホールも順調に
進んでいます。
弦を外した後は弦圧を測定します。
弦なある状態と外した状態で測定し、調整して
いきます。
必要個所をチェック・確認した後フレームを外し
塗装の下準備に入ります。
このような作業は学校では勉強できない作業で
とても奥が深いです。( ̄へ ̄)S
スタインウェイ C型 のピアノ弦を外した後は
チューニングピン(調律をする為のピン)を
外します。
このピンは意外と長いのと200本以上あり
抜くだけでも大変な作業!
写真はその時の様子。
あ~。先が長い( ノД`) S
スタインウェイ C型 のオーバーホールに取り掛かりました。
製造されて45年程経ったピアノで外装及び内部まで修理が必要で
オーバーホールする事になりました。
今は使われていない象牙の鍵盤ですが経年変化で変色していたので
漂泊し綺麗にします。手で持っているのは真っ白な象牙です。
比較すると黄ばんでいるのがよくわかりますね!
その他フレームの変色やハンマー等の内部パーツも消耗していたため
新品に交換します。
随時進行状況を載せていきますのでお楽しみに!
(*゚▽゚)ノ S
※オーバーホールの基本作業は、上記のオーバーホールという文字を
クリックすると作業内容の説明ページに飛びます。
ピアノの響板も置かれている環境が悪いとヒビが入ったり割れたりします。
ピアノはいきものです。心地よい環境に置いてあげましょう。 (*˘︶˘*).。.:* J
ピアノの音作りに取り掛かりました。
音作りと単純に言っても、ピアノの音は全ての
調整が音に関係してくるのでとても奥が深く
調律師の仕事の醍醐味といえる作業です。
しっかりと整調を行い調律をやったうえで
初めてハンマーに針を刺します。
写真は第1整音にて針を刺してる様子です。
(^ー^) S
グランドピアノのダンパー調整を行っています。
ピアノはダンパーでメロディを作るので、演奏者の
思い通りに音の止音をコントロール出来なければ
いけません。
繊細なコントロールに対応できるためには繊細な
調整が必要です。
根気のいる作業ですがバッチリ任せて下さい!
(*^^)v S
グランドピアノの弦とチューニングピン交換を
行っています。
写真を見ていただくと分かると思いますが
チューニングするときに使うピンってこんなに
長いんですよ!
弦1本に約90キロもの張力がかかってるので
これだけの長さが必要になってきます。
長さ以外も太さ・硬さ等チューニングに関係してくる
要素は沢山あります。
当社ではドイツ製のBIENEを使用しています。
(*^^)v S
修理で入ったグランドピアノの鍵盤を上げてみると大量のほこりが‥‥
ピアノの中も意外と埃が入ります。調律の時に掃除をしていなかったんですね。
(;>_<;) J
スタインウェイ O型 完成しました。
艶消し仕上げでとても綺麗に産まれ代わり
音も迫力があり良い音色ですよ。
すでにショップに展示してあるので、いつでも
音を聞くことができる状態ですので是非弾いて
みて下さい。(*゚▽゚)ノ S
スタインウェイ O型の整調が終わりタッチの
調整である重量調整に入りました。
重量調整は、きちんと調整されたピアノで
なければできません。
この作業をすることでピアノはとても弾きやすく
なるんですよ!(*^^)v S
スタインウェイ O型の張弦作業に入りました。
ピアノに弦が張られると、早く音が聞きたくて
たまりません。
弦が張られていないピアノは寂しげなのですが
こうやってピアノ弦が張られてくるとピアノらしく
なってきます。
いい音・いいタッチになるようピアノの持ってる
能力を最大限に出せるよう調整していきます。
(*^ー^) S
グランドピアノのフレーム塗装しました。
外装の全塗装をしたのですが、フレームも
塗装しないとせっかくの全塗装が台無しです。
フレームが綺麗になると、大屋根を開けて
弾く時目に入り気持ちがいいですよ!
これで、ピアノの弦とチューニングピンを
張り替えると新品のように蘇ります。
音が良くなり外装が綺麗になると
目も耳もよろこびますね! ヽ(^◇^*)/ S
スタインウェイ D型のダンパー修理中です。
ダンパーの動きをサポートしているガイドレールの
クロスが消耗していた為、新品と交換しています。
このクロスを交換するには1度ダンパーを全部
外さなければいけないので時間がかかります。 S
写真は、鍵盤の高さを調整する紙です。
スタインウェイ純正のロウがコーティングしてある物が使われていなかった為、全て交換することになりました。 一から調整するとかなり大変な作業になります。
使われていた写真のペーパーは全て破棄。 なんだか勿体ない気もします。 J
スタインウェイのフルコンサートピアノの修理に入りました。
今回は、外装の修理はなく、内部だけの修理です。
スタインウェイのフルコンはやはり気合が入ります。 J
鍵盤の深さを調整するペーパーパンチングを全て交換しています。
以前、何処かで修理しているようで、純正の物が使われておらず、全て交換しなければなりません。 スタインウェイのペーパーパンチングは、ロウがぬってあるので湿気を帯びずに変化が少なく他社のそれとは全く違います。 J
スタインウェイピアノの弦を張り替えています。
全部で約230本の弦がはられていて、20tもの力で張られています。
これは、1840年にグランドピアノ用の総鋳鉄製のフレームを考案されたことにより可能となりました。 それにより、現在の大きなコンサートホールでも充分に聞くことができる大きな音をだすことが可能になりました。 やったね!! \(^ω^\) J
低音・中音部にリボンをつけているところです。
ただの飾りではなく、余分な共鳴音を止める役割を
持っています。
このような部分もキッチリとすることによって、
ピアノに締りが出てきます。
撓むと見っともないですからね!(=^_^=) S
スタインウェイのフレームのボルトの錆の浸食がひどかった為に新しく鍍金をし直してピカピカになりました。 そもそも鍍金とは金属などの材料の表面に、金属の薄膜を被覆した表面処理のことをいうのですが、みなさんが知っている有名な鍍金商品にはトタン、ブリキなどがあります。トタンは鉄に亜鉛を、ブリキはスズを鍍金したものなんです。
意外と身近に鍍金商品があるんですよ。(*^^)v J
スタインウェイ D型 オーバーホールも内部作業に
なってきました。
今回のスタインウェイに使われていた
パンチングペーパーが古いうえボロボロだったので
新品に交換しました。
スタインウェイで使われているパンチングペーパーも
ひとあじちがいます。
ペーパーをロウでコーティングしてあるので、湿度の
影響をうけにくく、紙どうしの密着も非常によい為
変化が少ないです。
このような所にまで神経を使われているスタインウェイ!
さすがです。
( ̄ー ̄)ニヤリ S
スタインウェイ D型のオーバーホールで黒鍵の
整形を行いました。
もともとの黒檀も上質であるため活かせるものは
活かしていきます。
写真でわかるように、左にある1本は整形前で
その他は整形後です。
ここまで蘇ります。( ̄ー+ ̄)キラーン S
ピン板もスタインウェイの特許になります。
スタインウェイのピン板は、6枚の堅木の木目を45度ずつずらしてはり合わせて使用しています。こうすることで、チューニングピンはすべての方向からの張力に対して最適な力で支えられることが保証され、調律の狂いが非常に少なくなります。
写真はフレームを上げて撮影したピン板です。
スタインウェイの特許ってこんなところにまであるんですね。( ಠ_ಠ) J
終わり、コキ上げという作業に入りました。
ピアノ弦がチューニングピンに巻きついている部分を
コイルと呼んでいるのですが、そのコイルの
高さ調整・密着の調整を行います。
その1部の作業にコキ上げという作業があるんです。
地味な作業ですが、1つ1つに息吹を吹き込んでます。
( ̄ー ̄)ニヤリ S
スタインウェイの特許の中にデュープレックス・スケールと言うのがあります。デュープレックス・スケールは中音~高音にかけて行われていて、この原理は、1本の弦を打弦したとき、その弦の自由に振動している範囲の、前後の部分にも共鳴を追加することにより形づくられています。 写真はそのデュープレックス・スケールを作り出す為のアリコート(日本語に直すと分割量)です。真鍮素材に鍍金が施されていて、磨けば大抵はキレイになるのですが、錆の浸食がひどい場合は鍍金しなおすことになります。 現在では、アリコート方式とも言われ、ヤマハやカワイでも取り入れられています。 J
スタインウェイ D型 のオーバーホールの続き!
やっとピアノに弦を張るところまで来ました。
張弦というのですが、とても好きな仕事です。
ピアノ本体に、弦が張られてくると本来の
姿に近づいてくるので、早く音を出したく
なってきます。
写真は、チューニングピンにピアノの弦を巻いた
ところです。これをピアノに打ち込みます!
(^v^) S
響板をアップにした写真です。 フラッシュで見にくくてすいません。(><)
スタインウェイの特許による響板は厳選されたアラスカスプルースを使用し、響板の中心部から端に行くにしたがって約3mm薄くなるようなクラウン(山なり)状に仕上げられています。pppからfffまで、ピアニストがより幅広いダイナミックスの音と多彩な音色を出すために、響板には軽量性と弾力性、薄さとしなやかさが求められます。
写真を見ると分かるように、響板の木目は均一になっていて、膠を使って貼り合わせてあります。J
スタインウェイ D型 のオーバーホールで、大屋根塗装で乾燥が終わったので
ペーパー掛けをし、磨きの作業を行いました。
さすがにフルコンサートの大屋根は大きく平坦の取ることに神経を使います。
もちろん、磨き面積も普段のグランドピアノの2倍はあるんじゃないの?と
思うくらい時間もかかりました。
でも、写真で見てわかるとおり、出来あがりはまるで鏡のようにピカピカです。
向こう側の工具が鏡のように写っているのがわかりますね。
このように、作業の流れがわかる写真を載せるとわかりやすいですね!
この仕上がりでここまでの苦労が報われます! (⌒▽⌒) S
オーバーホールです。
フレームのロゴにペイントするのが終わったので
本体にフレームを乗せました。
非常に重く大きいため、キズをつけないよう
慎重に作業しています。
写真は、フレームを乗せ終わりネジを配置した
ところです。
ネジもなかなか大きいネジを使います。
(^○^) S
スタインウェイ D型 オーバーホールの近況報告!
フレームの塗装も終わりました。
スタインウェイのフレームには、ロゴがあり、そこに
ペイントがされています。
フレーム塗装したので、次に文字に色を付けている
ところです。
古いスタインウェイは、沢山フレームに文字が
書いてあるんですよ! (*^ー^) S
響板塗装も終わったので、次はフレーム塗装。
先日、フレームの汚れを取り、塗装の下準備が終わったので、いよいよ塗装に入るのですが、
その前に、アグラフというパーツも新品に交換するため外します。
アグラフとは、中音部分のピアノ弦が、通るパーツです。
写真は、アグラフを外しているところと、フレームを塗装室に入れたところです。
塗装室には、フルコンの本体とフルコンのフレームが入っていますが、
まだゆとりがあるんです!( ̄ー ̄)ニヤリ S
順調に進んでいます。
時間の経過によって生じたフレームの
汚れがフレームに染み込んでいました。
綺麗に汚れや埃を落とした後、
フレーム塗装に入ります。
このフレームがすごく重たいんですよ!
!(◎_◎; ) S
スタインウェイ D型 オーバーホールでロゴを新品に
貼り替えました。
写真は、そのロゴを貼った後塗装したので、
ペーパー掛け後の磨きの様子です。
ピカピカに出来あがりましたよ!
( ̄ー+ ̄)キラーン S
やっています。
写真でわかるととおり、響板塗装の準備が
出来たので、響板塗装に入りました。
写真は、ニスの前の下塗りです。
出来あがりに違いが出るので大事な作業!
次は、ニスを塗って響板完成です。
(^▽^) S
スタインウェイM型のペダルを分解しました。
こうやって見るといろいろな部品があるのがわかります。
消耗部品もクロスやゴムなど結構あるので交換をしなければなりません。
いま弾いているピアノのペダル、雑音やガタつきがないですか? J
まだまだ続いてます。
今回は響板についている駒を削っている
ところです。
写真でもわかると思いますが、とても綺麗に
なります。
沢山削るところがあるので一苦労です。
しかも、出来あがってもどれだけの人が気づいて
くれるかわからない地味な作業。。。
でも、そういった仕事が大事なんだと感じています。
ピアノに息吹を吹き込むってそういうことだと
思っています。( ̄ー+ ̄)キラーン
スタインウェイ D型のオーバーホールの続きです。
今は、響板の古いニスを剥がしています。
フルコンサートはさすがに響板の面積も広いです。
響板はピアノの心臓部と言われるようなパーツ
ですので新しいニスを塗装するまで気が
抜けません!v( ̄Д ̄)v S
スタインウェイ D型のオーバーホールの続きです。
今回は、大屋根と屋根の塗装もします。
一見綺麗に見えた屋根だったのですが、
塗面が歪んでいたので、キズは少なかったのですが
塗装することになりました。
平坦を取ることで、ピアノならではの鏡面仕上げが
出来上がります。
平坦を取るのって、意外と難しいんですよ!
写真見てのとおり、フルコンの大屋根と屋根を
並べてもゆとりのある塗装室です。
( ̄ー+ ̄)キラーン S
昨日と今日の2日連続でホールで仕事を
してきました。
保守点検です。
ホールのピアノはピアノの保管庫の環境が
とても大事になってきます。
お客様を魅了するピアノです。
気合が入りました。( ̄ー ̄)ニヤリ S
チューニングピンを外しているところです。
スタインウェイのチューニングピンが打ち込んである板は、スタインウェイならではの特徴があります。スタインウェイのピンブロックは種類の異なる6枚の堅木を、木目を45度づつずらして張り合わせます。こうすることで、チューニングピンはすべての方向からの張力に 対して最適な力で支えられることが保証されるのです。 調律の狂いも非常に少なくなります。
スタインウェイって本当に素晴らしいですね! J
スタインウェイ D型 オーバーホールの続きです。
今回は、ペダルを磨いたものと、磨いていない物の
比較だ出来るよう、1本だけ磨いてみました。
写真のとおり真ん中のペダルのみ磨いたのですが
違いは明らかですよね!
磨いていないペダルも決してサビていたわけでは
なく、曇っている程度だったのにこの違いです。
もちろん、サビていてもピカピカに出来ますよ!
( ̄ー+ ̄)キラーン S
スタインウェイM型、前回のC型に続き今回も全塗装です。
古い塗料は全部剥いで新しくポリエステル塗料を塗ります。
全て鏡面仕上げですので、手間はかかりますがポリエステル塗料は他の塗料と違って出来上がりはものすごくキレイです。
ちなみに現在のハンブルグ製のスタインウェイは全てポリエステル塗装です。
グランドピアノのポリエステルの全塗装を自社で出来る楽器店は全国でも弊社ぐらいだと思います。 ( ̄ー+ ̄)キラーン J
スタインウェイ D型の続きです。
大屋根の塗装をするため、ペーパー掛けを
しました。
下処理で平面の平をしっかり取っておくのが
ポイントです。
フルコンは、大屋根もビックサイズなので
ペーパー掛け・フラットオフを取るのが大変。
(/´Д`)/ S
D型とは、フルコンサートですのでフレームも
当然かなり大きく迫力があります。
響板・フレーム塗装・弦圧等やることは沢山
あります。
1工程1工程ピアノに息吹を吹き込んでいきます。
(´・`) S
写真は象牙の鍵盤が剥がされている状態です。 1990年のワシントン条約により、象牙の輸入は禁止となり、ピアノの鍵盤までも輸入の際に剥がされてしまいます。
昔のピアノはスタインウェイも象牙鍵盤を使っていましたが、現在はスタインウェイのフルコンサートピアノもすべてアクリル鍵盤になっています。
それにしてももっと上手に剥がしてくれないと後が大変なんだよね~( TДT) J
スタインウェイM型の修理に入りました。
外装も内部もかなり傷んでいるので、かなり時間がかかりそうです。
お客様には時間は充分に頂いているのでしっかり直すぞ~ (*^ー゚)b グッ J
スタインウェイ D型のロゴを貼り替えました。
もちろん純正ですよ!
ロゴの位置出しや傾きに気を使いますが、
うまくいきました。
写真は、その後塗装したところです。(^ー^) S
スタインウェイ D型のオーバーホールです。
フルコンのキャスターはやっぱり大きくて思いです。
あれだけのピアノを支えるんですから当然ですが、
今回このピアノの足とキャスターに一手間加えます。
随時、ここで報告していきますのでお楽しみに!
( ̄ー ̄)ニヤリ S
スタインウェイ のD型のリムには、ロゴが
入っています。
そのロゴが痛んでいたので交換します。
写真は、古いロゴを剥がし平を取っている
様子です。
スタインウェイのロゴってカッコイイですよね。(^ー^)S
スタインウェイ D型 オーバーホールなので、
当然響板やフレームを塗装するので
フレームをピアノ本体から外します。
写真は、ピアノ本体とフレームを固定
しているネジを緩めたところです。
ドンドン大がかりな作業になってきました!
( ̄ー ̄)ニヤリ S
スタインウェイ D型の弦圧やその他の寸法等のデータを取り終わったので、
ピアノ弦を外しているところです。
今まで、沢山の人に感動を与えてくれた弦なんだなぁと思うと、このピアノ修理に
一層責任感が生まれてきました!(≖ ‿ ≖)✧ S
スタインウェイ D型 (フルコン)の
オーバーホールです。
今は、外装を分解したので元の状態の
データ採取します。
このデータがとても大事になってくるのは
言うまでもありませんね!
写真は、弦圧を測定しているところですが、
弦圧の測定方法は何種類かあります。
写真はその1つの測定方法です。(⌒_⌒) S
スタインウェイの整音です。
針を刺している所ですが、どの太さの針をどれぐらいの深さで、どこに何回刺すかがとても重要で音を聞いてハンマーの硬さを感じながら刺していきます。 この作業でピアノの音の性格が決まります。 (・∀・)イイネ!! J
写真はスタインウェイのペーパーパンチングです。
鍵盤がどれだけ下にさがるか調整する紙です。
スタインウェイのペーパーパンチングは、他のピアノのそれと違って特別です。
紙をロウでコーティングしてあるので、湿度の影響がうけにくく、紙どうしの密着も非常によい為変化が少ないです。 やはりスタインウェイは、最高のピアノを作る為に細部にまでこだわっているということが実感できます。 妥協を許さないということは、技術者にとっても非常に大事なことだと思います。 (⌒_⌒) J
スタインウェイの整調が始まりました。
整調という言葉は調律師意外の人には馴染みのない言葉だと思います。
良いタッチをだす為に、内部のメカニックを調整することを我々調律師は整調と言います。
この整調作業はとても大事な作業なので気合が入ります。( ̄へ ̄) J